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徒然なるままに

Posted by さおる。 on 01.2015 日常 6 comments 0 trackback
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眠れない夜が私にもあったりなんかして。
朝日に見間違うような大きくて明るい月が傾いていく。
月を司るのは太陽で。
この大きな月は、大きな太陽に照らされて形を結ぶ。



眠れない夜にスーパームーンが嘘のようなかがやきを窓越しに送りでくれた。
一晩中。
今夜は幸せなる不眠の人となる。



何がどうしてこうなって。
どうしてこんなに心の中がざわついて
行き場のない怒りのような
悲しみのような感情が
切れ間なく訪れる夜。


とかく人の世は。。。。
そしていつかは消滅していくんだ。この感情も。


だから今夜取り戻そう。わたしのこころ。


月の光は染み渡る。
なめすように、肌にはりつくように。
青白く指先から染めていき
命をもとりこんで。
すべてを静寂の彼方へつれていく。

笑うことも。泣くことも。おなじところへつれていく。
今日笑っていた私は 本当は泣いていたのに

誰も気づかないんだね。
わたしはわたしのこころを自分で守るんだ。


月の光に照らされて。
月の光を吸い取って

月の光に隅々までだきすくめられて

わたしは わたしにもどる。


あしたは 誰かににっこりと微笑む事ができるように。




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私のお父さん。

Posted by さおる。 on 24.2014 日常 20 comments 0 trackback
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私のお父さんが亡くなってしまった。
お彼岸のさなか。
暑くも寒くもない好い季節にあの世に行かれたねと。
そう言われて


これからは、お父さんの誕生日を待つのではなくて
この秋の日を毎年迎えるのだと思う。


黄金に実る稲がたなびく田の縁に、秋桜が同じようなびいている。



10年に渡る闘病の日々の中で、お父さんの毎日は淡々と続き、
その苦しみは耐えるものではなく、与えられ受け止められて、
その中での日常を当たり前のようにお父さんは
生きてきた。



こぼれ陽をあびて時折輝く木々の葉のように、
笑顏をみせてくれた。



幸せな時間が早く過ぎて行ってしまう。



それだけが悲しいと、お父さんは私にそう言ったんだ。


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お父さんの体の形を覚えてしまったよ。この手が。

幼かった私の冷たく冷え切った手を足を、自分の熱で温めてくれたね。 いつだって。

お父さんは小さく細くなって私に身を預けてくれた。
お父さんは大人しくしていたけど、私が体をさすると、ここも。あそこも。と続くようになったね。
もう、喋れんし。えらいだけや。と一言だけ小さく言って。



熱を持った体を後ろから支えて、そっとその背中に頭をくっつけたんだ。

私のお父さん。って心で呟いてじっとしていた。
死を目前にした父に私も甘えてみたんだ。

やせほそった背中は私を肩車したおんなじ背中。




西陽の差し込む部屋に、昼過ぎに川沿いを自転車で走ってとってきた、
コスモスとススキが飾ってあって


疲れきった母は、隣の部屋でねむっていて。
お父さん。お母さんが起きるまでそっとしておこうねって二人で静かにしていたね。






母が目覚めて離れを覗いた時はお父さんは点滴のせいか薄い眠りに入っていて、
ベッドに並んで寝ていて
指を当ててシイってした私に、母は頷いて小さな紙切れを置いて出て行った。





目覚めて、ほんの少ししか見えなくなった視野のなかで、文字を追ったお父さんは

妙子は安心していってまったな。って言った。




畑で白菜をすぐってきます。すぐ帰ります

と読んでくれた。







その窓越しに、庭の灯篭のまえに重ねて置いた。まあるい石の雪だるまがいたね。

苦しみと休息の中で。

二人で見ていた小さなのせかいだったね。




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お父さんは、ピアノを弾いたり、バイオリンも昔弾いていたり、絵も時々描いたりするし、横笛も上手に吹くし
なんでもできるね。って言ったら

なんでも中途半端だからなんにもものにならんのや。
なんて言ってた。


お父さんは大きな声でものを言ったりしないけど、心に残る言葉をくれるんだ。

なくなる二日前に ふうが悪いから。って髭を剃りたいっていって
私が剃刀を探して来た時には、もう電動髭剃りを持ってきて、上がらない手で自分で整えようとしていたね。


するべきことと、できないことは、関係なくていつだって、なんだって人の10倍の時間をかけてやり終えたお父さん。


パーキンソン病を患いながらも最後まで自分の足で歩き、
大きい病院に行ったら、いい治療ができるかもしれないよ。と言っても

何年も往診できてくださる先生に悪いから、そんなことを言うなよ。といって
先生が大好きで信頼を寄せていたお父さん。




最後に別れた日は、
ベッドの上に座っていて、ぎこちなく頭を下げて、ありがとう。
と言ってくれた。



お父さんはもう息をしていないけど、髭は伸びてきたから
ちゃんと剃ってあげたよ。




大勢の人がきて、ふうが悪いのはいやだよね。 お父さん。



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49日の法要を終え、自宅に落ち着いて。

風鈴を外して、冬の花を植える。



お父さんの鼓動が皮膚ごしに伝わっていた、あの暑い夏を通り過ぎて

10月を失って、秋の終わりに辿り着いた。




目の覚めるような秋は。
凍てつく冬の前に訪れる。



お父さんの人生を祝福するかのように、郡上の山々はいっきに色づき、
そして、はらはらと散る。



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今年も黄金の実がたわわにみのる。

この檸檬にも命をみる。

両手一杯の命。




父の形を覚えたこの手でまあるい黄金の果実を受け止める。


http://youtu.be/3nLKXxzVqTY

幾千の花。幾千の夜

Posted by さおる。 on 05.2014 日常 16 comments 0 trackback
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幾千もの花が咲く。
幾千もの夜を越えて。

はるかなる時間を呼吸を繰り返し、ようやく今日もたらされた花々。
息を吸うように生まれ、息を吐くように散って行った花。

夏に覚えはあるけれど、
あれはいつの夏。
いつかの夏。


また一人でこの夏のさなか
ひぐらしの声を聴く。
幾千の花とともに。



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空き家になったおばあちゃんの家は時間が止まったまま。
ここで笑って育って、働いて生きた大勢の人は消えてしまった。
その声を聞いた火鉢を私の庭へ。



かって火を抱いて燃えていた器
今日はとうとうと
水に満たされ ゆれている。

静かさをあつめて。


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子供の浴衣の切れ端を広げて見たんだ。

二つ身 四つ身。。。店先に提げられた色とりどりの浴衣。
隣に並ぶ絞りの兵児帯。

男の子も女の子も愛らしさ満載の絵柄。
単純だけど見惚れてしまう飛行機やどうぶつたち。


この浴衣地はもう少し大きくなった少女のための柄行き。

四尺ばかりの生地をのこして仕立てられた浴衣を着たのはいつかの少女。



今では想像もつかない賑やかな夜。
父は大勢の親戚の輪の中で、酔っていつもより良く話し、母も宴が終わり片付けが済んだ頃には
下駄を履いて櫓のぼんぼりの下へ人に引かれて出かけたりするんだ。

夜店のうさぎの風船がいくつも、天井に張り付いて、まだ私の夢は冷めないけれど
この特別な夜は、階下から聞こえてくる人のざわめき。
下駄の音。 かわさきの調べと共に とおざかっていく。。。

それと同時に眠りの海に絡みとられていくんだ。

わくわくは一晩で眠りの海へ。
その同じ海で今夜も眠る。

幾千の花
幾千の夜。





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本棚の隅にあった!

この夏に読み返したい本。 読みたい本。

はぐくむ

Posted by さおる。 on 13.2014 日常 7 comments 0 trackback
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最近わたしは、庭に住んでいる。
今までできなかったいろんなことができるようになったんだ。

花を見守って、そのいのちを咲かせること。
小さな種にいのちを吹き込むこと。

セラニウムも株分けしてふやしたり、虫にやられて瀕死の苗は、ガーデンテーブルにあげて
元気になるまでみまもるよ。

レモンやみかんで育つアゲハの幼虫は、
どちらも育つように、様子を窺いながら。。。



彼岸花さんさんが愛するドクダミの白い花。
この季節に日陰で暗い葉色に冴えるその花がわたしもすきになったよ。

庭の片隅にうえました。



冬の間根っこだけになっていた葵ももりもりと一山の緑。





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もう数年死んだようになっていた樹を蘇らせたよ。
傲慢だったんだ。ごめんね。



一本ずつの樹をみつめて、その根元に陽が差し込むようにひろくして、肥料をあげてみていたら
どんどん元気になってくれたよ。
何年かぶりに、ブルームーンの蕾がついて嬉しかった。


このバラは青薔薇。綺麗な薄紫の薔薇
忘れ去っていた、香りをかぐのは、もう少し後。
出会った時に胸がときめいた切ないような、あのかおり。



3年前から、ただの棒になってしまっていたみかんの樹も、朝晩見つめていたら、青々と繁りはじめている。



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植物の蔓は意志を持っている。
陽のあたる場所へ。

高く高く。

玄関のアーチに夏の間、青い花が絡まったら、素敵だとおもい植えた
ブルーオーシャン。


絡まっている。
最初の一輪の青を待ち焦がれているからね。

わくわくしてまっているよ。



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ツユクサはその優美な葉で、蒼く沁み渡る色彩で、夏へといざなってくれる。


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トマトにゴーヤ。

オクラにきゅうりにパクチー



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初物の西瓜の種が芽を出したよ。


元気いっぱい。
これが可愛いみになるのかな。。

私のやってることっていのちに采配をふるっていることなのだ。

小さな庭の出来事は、私にとっては、ダイナミック。

五感を刺激するいのちの緑。


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友達の伊藤君が元気がなかったので、一緒に岐阜県展に出品しようよと、誘ったら

さおるちゃんが出すなら。

って、また絵を描き始めたよ。

これは、かれが描いた、崩壊と再生。

伊藤くんはグラフィック部門で、私の 炎ゆ は日本画部門で、同時入選しました。

お互いに相手の絵が入ればいいって願っていたので、二人一緒で嬉しかった。


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絵を展覧会に出して、評価を受けるって、本当はおかしなことだけれど、
自分がセンスを認める人。
好きな人に褒めてもらえたら嬉しい。

この絵に会いに来てくてくださる友達がいてくれて嬉しい。



私の絵はあんまり審査員受けしないようだけれど、並べてさえもらえれば、絵は勝手にそのいのちををひもといてみせる。


この前日曜美術館に出ていらした、岐阜県美術館長が、私の絵を見ておられたので、近づいてお話したら


あなたが描いたからって言う訳じゃないけどこの絵はいい。いいですよ。。
っていっていただいて、

その言葉が嬉しかったです。

岐阜県美術館で日曜日まで展示されています。



また、新しい絵を描こうとおもいます。

夏へ向かう庭の記憶。

Posted by さおる。 on 21.2014 日常 16 comments 0 trackback
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あいにくの雨の日は、おとなしく家の中。
晴耕雨読。 ではなくて、晴耕雨描。
晴耕雨ぼんやり。

これはペペロミア。空気を清らかにしてくれるんだって。葉っぱの形がかわいい。



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庭を開拓していたのだよ。


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満開のアンジェラが今日は雨にうたれてる。
ありがとうとさようなら。


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アンジェラはこの場所が気に入ったみたい。小さな挿し木だったのが二階まで枝を伸ばして。


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一番最初に咲いた薔薇は木香薔薇。傾いた陽の中でいつまでもみていたい。




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タイムは、どれだけふえてもいいよ。かわいいもん。
まだお料理やお茶にしたことはないんだけど。。



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日本すずらんと釣鐘草。
スズランの香りは特別。
だからこの子も特別待遇。
そこのけそこのけ。すずらんが広がるよ。



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マーブル模様のばらは
去年ミニバラだったのに、今年は中輪になってる。


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ライラック。私の背をぐんとこえて。高い場所から香りが吹き渡ります。

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ピエールドロンサールは、可憐な顔して意外とつよいね。
大きな株に育ってくれました。



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この子も3年目のバラ。
琥珀色の品格をたたえた君は名前知らず。


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今年のレモンは花が少し大きいね。もう小さな実が付き始めたよ。

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炎ゆ 白黒に加工して全体をみる。

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パクチーの種を探して植えて見たよ。いっぱい出てきたね。わくわく。


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芍薬は神様の花のような気がする。


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なんと。悩んだ結果。リンゴの苗を三本植えました。
フジと津軽と、クラブアップル。
まずは、来年は花を。
再来年は実を。
みたいなー。。
たのしみ。
みかんと巨峰も植えて責任重大!!


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ゴーヤとトマトと、ピーマンをうえてみたよ。

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ピラカンサの花が綺麗。
この花は、鈴なりに真っ赤な実になるんだ。


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炎ゆ。。


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朴も根づいたよ。いつか。。。花が見たい。

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最近私的に人気急上昇のゼラニウム。
何年も元気でいてくれて、株分けしました。白も欲しいな。。。

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アーチをつけて、モッコウバラを誘引しました。

このように庭に連れ出され、いざなわれ、土や新芽や、花の香りや、揚羽蝶や、ミツバチと
一緒に、春とともにいたのです。

種を蒔いた場所や挿し木は日陰でひっそりと。
太陽の下では、葉を茂らせて、茎を伸ばして、のけぞるように花弁をそらせて。

はらりと散った花には。ハレルヤ。

雨の日は静かに喜ぶ草花の気配をかんじて。。。

季節は夏へ。
  

プロフィール

さおる。

Author:さおる。
はじめまして。さおるです。絵を描き、詩を詠い、さまよい生きるものです。  
一人語りのような場所ですが、お付き合いよろしくお願いします。
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