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私の窓。

Posted by さおる。 on 25.2010 絵画 0 comments 0 trackback
今日は、一日 燦と向かい合った。
あと一日で燦を誕生させなくてはいけない。



絵を描くのが大好きで、いつも店の机に座って商品の洋服に挟まっている堅い紙に延々と絵を描いていた。
ボールペンやマジックペン、筆ペン、クレヨン、色がつけばなんでもよかった。

家は呉服屋だがその当時は、何でもやの様相で、子供服に婦人服、帽子、ケースには山ほどの毛糸。
あげく、プラモデルをはじめ色とりどりのおもちゃ・・・

父と一緒にクリスイマスイブに、お客さんのところにプレゼントを配達したこともあった。

家族は大人数で、母はいつも忙しく立ち働き、幼いさおるは母の傍らにいたくていつもお店の片隅にいた。
店は土間になっていて、そのコンクリートの床にチョークで漢字の練習をしたり、すき放題何かを描いていた。


そんな私を見守るように、店の中央には大きな水槽があり大きい金魚がたくさん飼ってあった。

夏になれば、双の桶を担いで金魚売りがやってきて、母は必ず私に数匹選ばせてくれた。

てらてらと光る桶の中から、最高の一匹を選び出すのは、特別にわくわくすることだった。

お客さんがお買い物をしたら三回は、ありがとうございました。というんだよ。
と母に言われ、それが私の仕事だった。



野放図だった。たくさんの物、たくさんの色に満たされていた。
さおるの暮らしは野蛮でどこまでも自由だった。



大好きなことが何かわかっていて、どうしてこんなに遠回りしていたのだろう・・・。

長い時を経て、こうして平坦な場所にたどり着き、
区画整理された、周りとよく似た家に住み、
秋には、同じような種をまき、春には、同じような苗を植える。


いつの間にか、毎年同じ夏を迎えるような気になっていた。
同じ一日なんて、決してありはしないのに。



ふたたび絵筆をもったさおる。

そして、一枚の絵を描いたとき、

閉め切っていた部屋に一枚の窓が開いた。


私にとって絵画は窓。

誰かが書いていた。

(郊外の平凡な住宅地ほど、夢を見るのに最適な場所は無い)と。



また一枚、私の窓が開く。





燦さん3

(燦)50号S
クリックすると全体がみれます。


如横去年臥龍展に入選した絵 (如)50号F


6月25日レモン
本日のレモン ちょっと見ぬまにそだってる。 うれし~♪


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プロフィール

さおる。

Author:さおる。
はじめまして。さおるです。絵を描き、詩を詠い、さまよい生きるものです。  
一人語りのような場所ですが、お付き合いよろしくお願いします。
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