Loading…
 

極彩色の夢を見る

Posted by さおる。 on 04.2012 未分類 17 comments 1 trackback


20120605181203416.jpg


すべての色は、存在そのものだって、
わたしにとって、白が、無であるって、教えてくれたのは夢なんだ。
夜見る夢。





水が滴っていたんだ。
そこら中。
その水が、プリズムで屈折する光のように、いろんな色に輝いていた。

広い舗装された、アスファルトの道を叔母を挟んで従兄弟のかずちゃんと三人で
歩いていたんだ。

足下には水が絶え間なく流れて、周りを取り囲む緑がきれいで、
その緑からも、トンネルの天井からも、水は絶え間なく溢れ、
三人でくっついて歩きながら美しすぎる景色に、怖くなったりした。

叔母は、いつかに亡くなったはずなのに、息づいて隣に居て
光と水滴にてらされて、透明感を増した顔を、前にまっすぐに向けて
微笑んでいる。

叔母さんって、本当にやさしいね。

って私がしみじみと言って、その言葉に三人でうなずいたまま
歩いている。

本当に欲しいのは、白い薔薇だけなんや。
白い薔薇だけ庭にあれば、それでいい。


って、叔母は光と水滴の霧の中でそう言って、また三人で深くうなずいた。

トンネルを抜けると、見たことのない花が咲き乱れる場所だった。

初めて皇帝ダリアをみた時にぎょっとした思いににた気持ちのまま、立ち尽くす。

背の高いひまわりに似たピンクの花と、真っ赤な花が、大輪の頭をもたげて
たくさん、私をみおろしている。

ピンクと赤と、空の青さと、木々の緑に圧倒されて立ち尽くしている。

頭から、足元まで濡れそぼってままで。




目が覚めてからも、極彩色の世界にしばらく、飲み込まれたままだった。



ここのところ、極彩色の夢を立て続けにみる。

世の中は色に溢れている。



  

プロフィール

さおる。

Author:さおる。
はじめまして。さおるです。絵を描き、詩を詠い、さまよい生きるものです。  
一人語りのような場所ですが、お付き合いよろしくお願いします。
コメントしてね♪

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR